薬剤師になるには6年制薬学部卒業が必須
薬剤師の資格は国家資格です。
以前は4年生薬学部卒業で受験資格を得ることができましたが、平成18年度からは6年生薬学部卒業をしないと、受験資格を得ることができなくなりました。
つまり、6年間大学に通って卒業して初めて受験資格を手にできるのです。
ですから、通信教育などで薬剤師を目指すことはできません。
ちなみに、大学の費用ですが、国公立で年間60万円前後、私立では150万から300万前後かかるそうです。
では、既に社会人の方は薬剤師にはなれないのでしょうか?
答えはNOです。
今現在社会人の方でも、6年生の薬科大学を卒業すれば薬剤師の受験資格を得ることができます。
特に年齢制限はありません。
調剤薬局事務という資格
薬剤師ではありませんが、それに近い職業として調剤薬局事務という資格があります。
実は、医療事務について人気がある資格なんです。
それは、レセプト作成や受付、事務など薬剤師をサポートする専門的な技能を必要とする資格でありながら、比較的難易度が低い資格だからです。
取得すれば手に職ですから、就職にも役立ちますし、職場は全国各地にあるので困ることもありません。
受験資格に制限もなく、年6回の受験があるのでチャンスはたくさんあります。
効率よく勉強すれば4ヶ月で取得することも可能なんですね。
登録販売者
登録販売者は、ドラッグストアや薬局で一般用医薬品を販売することができる資格です。
登録販売者がいると、第2類や第3類医薬品の販売が可能となります。
ですから、ドラッグストアなどからのニーズは高いと言えますね。
資格を取得すれば、一般医薬品を扱う小売業への就職に有利ですし、資格手当なども期待できます。
病院と同様に、ドラッグストアや薬局も全国にありますから、仕事に困ることも少ないでしょう。
また、専門的知識は、私生活でも役立ちますね。